幻の怪奇漫画家、神田森莉が15年ぶりにホラー漫画出版
幻の怪奇漫画家、神田森莉が15年ぶりにホラー漫画出版
投稿日:2010年2月27日 05:24






90年代に一瞬の光を輝かせ、あっと言う間に消え去っていった神田森莉というホラー漫画家をあなたはご存知だろうか。一部のマニアの間では熱狂的な支持を受けながらも、ホラー漫画ブームの終焉とともにメジャー誌から姿を消し、なかなか見ることのできない漫画家になってしまった。

そんな神田森莉が、ひょっこりと復活して新しいホラー漫画の単行本を電子書籍でリリースした。タイトルは『脱力グリム童話』全二巻。90年代の全盛期に発表されたグリム童話を元にした漫画を2冊にまとめたものだという。

不況の時ほどホラーは売れるという。リーマンブラザースの経営破綻にはじまった先の見えない大不況の今、再び出版業界にホラー漫画ブームか。

『脱力グリム童話【1】』『脱力グリム童話【2】』はコミックターミナルなどで各巻630円で発売中です。

コミックターミナル(うっ、メンテ中)
http://www.comic-terminal.jp/plaza/exec/publisher/search/do?pubId=65030

個人出版社・神田森莉出版
http://www2u.biglobe.ne.jp/~moli/

○各業界から推薦の声

『残酷で殺伐としてるのになぜか笑ってしまう。出てくるキャラも鬼畜な連中ばっかりなのに何だか憎めない。個人的には「白雪姫」の無常観漂うラストが好きです』
ライトノベル作家、対馬正治

『脱力どころか、力込めまくって読みました。抱腹絶倒、阿鼻○喚の童話アンソロジー。「親指法師」「人ガエル」などの設定がふるっていて、かたや美形なのに体が親指姫なみのアンバランス青年とか、万年股関節脱臼状態の人ガエルとか見ただけで失笑に殺傷、やはりスプラッタやグロシーンが多いにもかかわらず次々起こる難展開に一気読みしてしまう悶絶寸前の面白さ。神田先生のコマ運びのスピード感は誰にも真似出来ないでしょうね。ああ面白かった』
漫画家、榎本由美

『人は「童話」に何を求めるのだろうか。癒し、希望、善意、救い、勧善懲悪、教訓、道徳、処世術……。蘇った「脱力グリム童話」は、その期待を徹底的に粉砕する。暴力と殺戮。残忍で下品、かつ利己的。希望と感謝ではなく、絶望と復讐。しかし、読者はそのすべてを超越したところにある人間の本質を、垣間見るに違いない』
ライター、編集者、石田亮一

『神田森莉先生の初期作品は、良い意味で西洋ホラー的である。例えば痛覚であるならば「痛い」のでは無く「本当に痛い」。台詞そのままを絵物語で綴り、時に哀愁を忍ばせる曲者だ。社会性を絡めた「ラプンツェル」を学童時代、リアルタイムで読んだ私。如何ほど先生に影響を受けた事だろう。全くはかり知れ無い』
SM嬢、せつら女王様
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